こんにちうおあー!!!怒ってるGTです。
そんな私が実際に私がやってしまったスピード違反の取締りについて、レポートをお届けします。前半は現場の説明、後半は読み物のようになっています。実際どうなったのか、一緒に体感していってくださいね。
タップできる目次
スピード違反の取締り場所は県道40号の希望が丘
今回紹介する取り締まりはスピード違反です。
まずは場所を確認しましょう。以下のグーグルマップをご確認ください。神奈川県横浜市に二俣川駅から三ツ境駅に向かう県道40号がありまして、希望が丘近辺です。
注意すべきは(地図上で)右下から左上へ向かって運転している方向で、ローソン目前に見る辺りです。ここで速度計測していますので、スピード違反に注意しましょう。
取り締まり会場
以下のグーグルマップをご確認ください。信号マークの下にT字路がありますね。そこを左側に入った所が取締り会場です。
地図には信号のマークがありませんが、実際は上の信号マークのある部分の交差点とその下部が一体となっています。停止線も手前T字路の手前にあります。北上してきてその信号が赤になって停車します。その時に左折して会場へ来るよう誘導されます。
走行するとどうなるか見てみましょう
では取り締まりポイントの少し手前から走行するとどうなるのかを見てみましょう。以下のグーグルストリートビューをご覧ください。
このビューは取締ポイントのローソンより手前200mくらいの場所です。左側にトヨペットがあり、その奥にホンダのディーラーがあります。
ここは平日は混むことが多いです。センターラインは黄色なので、いわゆる「はみ禁」ですね。はみ出しが禁止なので、追い越しできません。まぁ、混んでると対向車も絶えず来ているので追い越し可だったとしても出来ませんけどね。
続けて走行してみましょう。
つぼみ保育園が左側にあるところをグーグルマップでご確認下さい。
道路を三ツ境方向へ(地図では左方向へ)進むと左に保育園がある交差点に来ます。この交差点を過ぎたら速度に注意しましょう。
以下はグーグルストリートビューです。
交差点を過ぎて更に進みます。そうすると…
ローソンが左側に見えてきました。ここでの最高速度は標識によって時速40㎞です。スクーターなど原付は時速30㎞です。
この辺りで計測しています。更に先に進むと右に曲がりつつ登坂になっていきます。
少し登ると信号のある交差点に着きます。この信号が赤になって、そこでT字路を左折して入るように言われます。そこで切符を切られます。
なぜここでスピード違反をしてしまうのか
ここで違反をしてしまうには原因があります。それを説明しましょう。以下は現場近くを縮小して広範囲に見たグーグルマップです。
地図上を右下から左上へ進行すると速度違反に陥りやすい理由は以下の通りです。
- 手前の信号のあるいくつかの交差点は100mから200m間隔になっていて、赤信号で頻繁に停車することになる。
- そのためここは日中は常に渋滞気味。
- 特に夕方の帰宅ラッシュの辺りはスムーズに流れない。
- そんなときにつぼみ保育園の信号が青になると、そこから取締り会場の信号まで300m近くあり、ローソンまでは道は平たんなため急に流れが速くなる。→速度違反となる
渋滞後に流れが速くなれば、安全運転していても思わず前の車についていきますね。車間距離を空けていようがいまいが、速度違反になりやすいのです。実際に流れは時速50㎞とか60㎞くらいには普通になりますね。
普通乗用車が標識により時速40㎞制限となっていますが、時速55㎞は出しちゃうかもしれませんね。15㎞以上の速度オーバーはアウトです。渋滞後の先頭を気持ちよく走ってスピード違反にならないよう注意しましょう。この道の制限速度が何キロなのかを意識しておく必要があります。
地元の車が前を走っていてこの取締り場所をわかっている人は時速50㎞くらいまでしか出しません。その後ろについていく普通車であればセーフです。10キロ程度のオーバーだと警察は捕まえません。
ただし・・・
スクーターはその場合もアウトです。時速50㎞は20㎞オーバーですからね。普通に捕まります。
以下その時の状況です。私がキレて何をしたのかも紹介しますね。
GTのケースを紹介
その時はスクーターに乗っていました。時間としては午後6時過ぎでしょうか。帰宅する車などもあり、道が混んでいました。信号が結構な割合で設置してありますので、ちょっと進んでは赤信号に捕まる状態でした。
ここは道幅が狭いこともあり、そしてはみ出し禁止のセンターラインになっていることもあり、反対車線に出て追い越しをするようなことが出来ません。特に急いでいるわけではありませんでしたので、私は混雑の中、前を走る乗用車の後ろをゆっくり走行していました。
そしてつぼみ保育園の信号を越えたのですが、そこで流れが速くなりました。速くなったといっても大したことはありません。普通に車間距離を空けて前の車について走っていたのでした。
そしてローソンの先のT字路の交差点で止められ・・・
警官A:こっち来て
GT:(ん?俺か?俺何やったんだ?違反してないと思うんだけど・・・)
やむなく指示にしたがいました。そして交差点を左に入ってきました。
警官A:ここ!
GT:・・・
警官A:もっと前!
GT:(何この威圧的な態度。むかつくな)
警官Bに替わる
とりあえず指示に従ってスクーターを止めました。そして別の警官Bがやってきて私に速度違反であることを告げました。
ふうむ、そんなにスピード出していないはずだけど速度違反だと?何かの間違いじゃないのか?
相当疑問でした。渋滞してて車の後ろついて走っていただけだし、車間距離も空けて安全運転。信号で止まって誘導されるまで結局スピード出す場所なかったし。
免許証の提示を求められて手渡しました。そうしたら何故か警官Bがそのままワゴン車の方へ行ってしまいました。若い警官でした。若いから手順わかってないのかな?筆記用具忘れたか?
あ!
あちゃー、免許証って提出する義務はなくてあくまで提示義務なんだけど、手渡したらそのまま持っていかれたか。んーこれはいかんな。
どうやら警察のワゴン車の中でいろいろ青切符に書き込んだり作業をするようです。立ったままは嫌なんでしょうかね。
質問してみる
その間暇だったので、近くに居た別の警官に聞いてみました。
GT:あのー、流れに乗って走ってただけなんですけど、それでも捕まえるんすか?
警官C:スクーターは制限30キロだから。制限速度は守らないとね。
GT:安全運転してたんですけどね。
警官C:違反は違反だよ。
GT:あー。
(出た、危険かどうかは見ないこのやり方)
GT:どこで速度測ってたんすか?
警官B:んー、ローソンのところ
こんな会話をしていました。
速度は何キロ出ていたのか?
そうこうしていると先ほどの警官Bが戻ってきて、私の仕事や住所などを確認していきました。そして・・・
警官B:お名前・・・GTさん
GT:はい
警官B:今回ですね・・・
GT:はぁ
警官B:出してた速度がですね・・・
GT:(お、きた!何キロ・・・?)
警官B:46キロでした。
GT:(えぇ??46キロ??マジけ!)
警官B:46キロということで16キロオーバーになります。
何これ、16キロオーバーかよ。
みなさんも驚かれた方いるのではないでしょうか。確かにそれくらいは出してたかもしれませんけどね。
でも出てたか?出てたとしても短時間で出てるときだな。まさにその時だけ計測されてたんだ。
そろそろ行動を開始する時間です
その後点数や反則金について説明がありました。そして青切符を受け取りましたそろそそですよ、山場は。免許証が戻ってきたら行動開始です。
警官B:・・・反則金を振り込んだ場合はこちらの用紙は捨てて構いません。
GT:はい。じゃぁ、ちょっと急いでるんで、免許証返してもらっていいですか?
警官B:はい。(免許証をGTへ手渡す)
免許証バックキター!
これを待ってました。
人質解放!
いくぜ!
警官B:えー、お名前お願いします。(いわゆる青切符へのサインです。)
GT:あの、サインはいいです
サイン拒否後
警官B:サインはいいというのは・・・?
GT:サインするかどうかは任意ですよね。だからしません。
警官B:そうしたら調書を・・・
GT:それも協力しません
警官B:いや、取らなきゃいけないので・・・ちょっと待ってください・・・
GT:あの、行きますんで
警官B:いや、ダメです。今から・・・
GT:ダメですって何?
警官B:調書を取らなきゃいけないんですよ。
GT:何それ。その法的根拠は?
警官B:ダメです
GT:ダメですってさぁ、法的根拠を言ってくださいよ。
警官B:じゃぁえっと・・・(46kmと書いてある用紙を指して)ここにサインしてください
ちなみに、青切符へ「お名前お願いします」と名前を書くように言われましたが、それはいざ裁判になったときに「GTが違反を認めたのは事実であり悪いのもGTだと認めます」という証拠になります。それを警官は流れの中でサラッと指示を出しているんです。
もちろんサインがどのような意味を持つのか説明なんてしませんでした(実はその時の状況をボイスレコーダーで記録しましたので、それを聞きなおしてレポートにしてますので確かです)。
そして、私がサインをするかどうかは私の任意です。これを強制したら問題ですからね。強制=裁判での有罪証拠を警察がいくらでも作れてしまうということになります。
この辺りはまた後日触れますが、サインが任意であることは憲法の大原則に基づいて刑事訴訟に関係する法令などで決まっています。もしサインを強制したことが警察に不利な証拠として裁判で明らかになると、警官自体の立場がまずくなるものです。そりゃ法律違反を警官がやったらまずいですよね。しかも内容が基本的人権を侵害するものになるのですから。
46㎞の用紙にサインを求められていますが、数値を確認した証拠になるのでしょうけど。現場に居て数値を確認、46㎞という速度を後で裁判官が確認できると。そういうものですね。
もちろん警察に有利な証拠を残すために協力するつもりはありません。ですからこれもサイン拒否です。
言い合いはつづく・・・
GT:いや、それ(46㎞と印字されたシートへのサイン)もやめておきます。
警官B:は?
GT:何の意味があるかわからない
警官B:数字を確認してないってこと?
GT:とにかく行くんでどいてください
警官B:説明の途中で行かないでくださいよー
別警官登場
別の警官(恐らく上司)も来ました。
別警官:納付書と青紙は?
警官B:渡しました
別警官:あぁ、そう
その後、私はスクーターのエンジンをかけないまま押して歩きはじめました。もうこの現場に用はありません。暇人ではありませんから、無駄に時間を過ごすつもりもありません。青切符を受け取りましたし免許証も手元にありますから、警察に私を拘束することは出来ません。
でも・・・警官が前に立ちはだかって止めてきました。
ウザい!
警官B:これを確認しましたという意味で(サインを)やってもらいたいということなんですよ。
GT:え~、だからそれはしません。
警官B:なんでですか?
GT:協力したくないからです。
警官B:協力したくない理由は何ですか?
GT:え?だって、なにこれ、悪質な!!
立ちふさがれて私も興奮してました。46キロで捕まえることに正当性も感じていませんでした。こういうのは後で裁判で白黒つけようじゃないかとも思ってました。
別警官:待て待て待て。まだ終わってないんだからそれは(去るのは)やめてよ
GT:そんなん知るか!
再び強制前進!
警官を傷つけないよう気をつけながらスクーターの向きを変えて押し歩き始めました。
なんでも青切符を受け取らないとそれは問題なので、その場合は強制的に調書を取らされることになるかもしれません。青切符を受け取らないということは、違反の事実を私にしっかり伝えたことにならないので、警察の処理的に問題が発生するのだと思います。
でも、私は青切符と納付書を受け取りました。免許証も提示しましたし、取るべき手続きは取っているのです。
サイン拒否の場合は調書を取ることが警察として必要ですが、調書へのサインも任意で行うものです。ですから、私が調書を取るのを拒否して警察が調書を取れないのは仕方のないことです。
これは警察としては嫌なことですが、手続きとして問題はありません。別警官が警官Bに青切符と納付書を渡して、私が受け取ったかを確認していましたね。警察がGTをサイン無しのまま帰すことが出来る確認がされたのです。
ということで強引にスクーターを押し続けることをしました。私の態度で私の強固な意志がわかったのでしょうか。ここでは警官が私の前をふさぐことはしませんでした。
そして無事に警察を振り切って(?)現場を離れることができました。ふぅ~。
それにしても思い出しても腹立たしいわ!!
一か月後
警察から電話がありました。私がサイン拒否をしましたので、改めて私の意思を確認したかったのでした。もちろん私は認めませんでした。
そうすると、警察が私と一緒に実況検分をするということでした。
私がその検分に立ち会わなければいけないのか聞くと、来なくてもいいとのことです。行くのに時間を取られるのが嫌だった私は、立ち会わないと伝えました。
警察だけで実況見分をすることになりました。
数か月後に結論が出る
その後特に警察や検察から連絡が来ることはありませんでした。ということは・・・
おとがめ無し?
終了?
・
・
・
終了です
音沙汰無しということは終了なのです。もちろん違反点数の加算という処分はされたでしょうけどね。でも、ここまで時間が経って検察から呼ばれないということは、不起訴処分ということでしょう。
流れとしては取締りの後、警察が実況見分をしてその結果をまとめているはずです。取締りの後私は反則金の納付を行っておりません。違反を認めるサインもなければ刑事手続きを無しにするための反則金の納付も無いわけです。
ですから、その場合は警察は私を送検する必要があります。送検後は検察官が報告された状況をもとに、私を起訴するか判断します。不起訴であれば終了で、起訴すれば裁判所から起訴された旨連絡が来ます。
(あ、いろいろ書類を作る必要があり、大変だと思うのですが実は送検されてなかったりして。ま、それは無いか。)
いずれにせよ半年もして何も連絡が無かったので終了です。起訴されているのに連絡が来ないことはあり得ません。青切符でいきなりの逮捕もあり得ないので(何かあれば警察から出頭するよう電話がきます)、やはり不起訴で終了なのです。
実は青切符でのサイン拒否は基本的に不起訴処分になることを知識として知っていました。本当か試す意味もあったのですが、こうなるだろうことは予想しており、その上での行動でした。
【交通違反でサイン拒否】GTは有罪?無罪?不起訴処分?実例を紹介
もちろん起訴されて正式裁判になるのだったら、その時はその時で私の主張をきちんと裁判官相手にしようと思っていました。今回のスピード違反の取締りに正義はあるのか、いや無いと。こうして今回のスピード違反事件は終わりとなりました。
いかがでしたか?長い文になりましたが、最後までご愛読ありがとうございました。
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