【GTの沖縄旅行記 その3】首里城 - 単なる王族の居城ではなかった!

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こんにちは、GTです。沖縄旅行記その3になりまして、今回は首里城についてレポートをお届けします(前回・前々回のレポートは「その2 ひめゆりの塔」「その1 羽田空港」をご覧ください)。

10月末に首里城で火災が発生してしまいましたね。沖縄の貴重な財産が失われてしまい本当に残念です。運よく私は火災発生前に生の姿を見て参りましたので、それをみなさんにお伝えしたいと思います。

ではレポートをどうぞ!^^

首里城とは

日本では室町時代に足利将軍家が幕府を開いていました。そんなころの琉球(当時の沖縄)は3つの国に分かれていたのでした。その中で尚氏が3国を統一して琉球王国を建てたのです。当時は「琉球國」と表していたそうです。

そして尚氏の王族が本拠地の城として居住していたのが沖縄県南部にある首里城です。琉球王国は台湾と九州地方の中間くらいに位置しており、中継貿易で栄えたのでした。

首里城公園の場所と基本情報

首里城は県南部の那覇市首里金城町の首里城公園にあります。以下のグーグルマップで場所をご確認下さい。

残念ながら2019年11月現在で閉鎖されています。正殿など入ることが出来ない区域が多いです。しかし、駐車場を利用することが出来ます。また、守礼門や歓会門を見ることは出来ます。

そんな首里城公園の基本情報は以下の通りです。

【首里城公園】

住所:沖縄県那覇市首里金城町1丁目2

電話:098-886-2020(首里城公園管理センター)

開園時間:朝8:00~夕方6:30まで(4月~6月・10月・11月は午後7:30まで、7月~9月は午後8:30まで)

休場日:7月の第1水曜日とその翌日

首里城公園HP:http://oki-park.jp/shurijo/

以下は交差点「首里城」から南側を向いたところです。車で訪れる予定の方は以下のグーグルストリートビューで駐車場の場所をご利用下さい。私はここを30mほど進んですぐ左の所にある駐車場に入りました。

駐車場は地下1階にあります。

駐車場から守礼門へ向かう地下1階の出口です。

駐車場にあったトイレです。男子トイレは中が見える構造に!男性のみなさんが利用するときは、ズイーっと奥へ入りましょう。

売店で売っていたTシャツです。沖縄では人気なんでしょうね、オリオンのTシャツ着ている人を沖縄旅行中に何回も見ました。買う人が多いのでしょうね。

いざ首里城へ!

駐車場を抜けて坂を登って進みました。右側にはきれいな植物がありました。

ところで何ていう植物ですか?わーかりーませーん

ここが沖縄であることを実感しました。亜熱帯なので、本土では見られない植物が多いのです。

守礼門に到着しました。たしか2000年のサミットは沖縄で開催されたのでしたっけね。その年に2000円札が発行されましたけど、そこに守礼門の絵が描かれていましたね。

これがあの守礼門かぁ。立派です。風通しも良さそう~。さすが南国!

福島県の鶴ヶ城なんかだと門は進入を防ぐためのものですね。でも沖縄は違うのですね。守礼門は柱で門の屋根を支えているだけで通りにくくするような壁が無いのです。

首里城の顔にして人が通りやすくなっているのは、そういう文化だからなのでしょう。中国や幕府との外交の場として活躍したお城なのだと思います。

栄華を感じますね。いいわぁ。

歓会門へ

守礼門の次に行くことにしました。

お?

おお!?

おおお!すげぇ、城壁が見事でござる!!

立ちはだかる門、そして連なる城壁!ずっと続いているでござる!!

首里城公園の案内図を見て納得です。首里城って城でしたわ。守るための城です。中央にある正殿を中心に城壁できっちり囲んでありますからね。

ちょうど右下の守礼門を過ぎたところで、遠目に見ていたのは歓会門でした。

歓会門というのは首里城の城郭内に入る最初の門です。中国皇帝の使者が来たそうですが、その使者を歓迎するという意味でこの名前がつけられたのです。中国の使者を歓迎して会うための門なのですね。

そ れ よ り

どうですか!

どうですか!

どうですか!この頑丈そうな門の構えと両サイドの高い石垣は!

では攻めてみましょう。参る!

・・・・・

はいやぁ!

・・・・・

何気に門の両サイドが手前に出て来ているんですよね。右側はズンとせり出しているから、ここを攻める軍は門を突破する前に守備軍に囲まれるわけです。本土の城の石垣と違って石と石の隙間がほとんどなく垂直に近い角度を保っています。登れません!城壁登って攻略するとか無理ですわ。

歓会門素晴らしい!!

歓会門を入って見返したところです。視線を右へ…

これは本土の城と同じ構造ですね。門の横から城壁に登る階段を設けてあります。やっぱりこの門を突破するのは難しいです。

歓会門を通り過ぎて中に入ると二段構えの城壁がありました。ここは歓会門前の城壁より高いです。

歓会門の次の門もけっこうな斜面を登るようになっていました。ふむふむ。山城風でござるな。

素晴らしい!

更に登って門を越えて振り返りました。

けっこう高かったです。景色がいいです。風が涼しかったです♪

正殿へ

正殿まで登ってきました。

広場が広くて、正殿の構えも堂々としてますね。

上の模型写真のように、当時はこの広場に外国からの使者やらをずらーっと並べたそうです。

模型図を下からアップで撮りました。正殿の2階に(5本の旗のすぐ上の所に)琉球國の王様が居ますよ。

正殿内の展示場へ

正殿や北殿はつながっていまして、中が博物館のようになっています。展示物があり、当時の品物をいろいろ見ました。

琉球のエリートである学童子(がくどうじ)です。馬に乗って手綱さばいてにこやかですね!

琉球國は江戸時代に、徳川将軍の代替わりなどであいさつの使節を送っていました。その時に学童子は音楽や舞踊の演武を担当したのです。容姿端麗な15歳から18歳の少年6人で構成されていました。今で言えばジャニーズのアイドルグループですね。

よおーし、俺もアイドルグループの真似してみよう。

次行くよ!

正殿2階に来ました。玉座です。

椅子が堅そうなのはなぜ?フカフカな座布団でも当時は置いたのかな?ドラゴンが常に両サイドに居て王を守っている感が出てますね。きらびやかで壮麗な空間です。

気分いいだろうなぁ、庶民と違って。いや、王にとっては当たり前すぎて普通の気分か。

北側城壁へ

展示場を出て正殿の北側へ来ました。

首里城の中で最も高い所です。

守礼門へ戻る

城の西側から守礼門の方へ戻る途中で北側を振り返ってみました。この辺りは城壁が高すぎです。素晴らしい防御力を誇る首里城を感じさせてくれました。

石垣の昔と今です。

下半分が当時そのままということですね。荒い部分もありますが、室町時代にしてここまで正確に石を積んでいることがわかります。当時の技術力の高さに感服したでござるよ。

素晴らしい!

首里城を堪能させていただきました!!

以上、首里城の紹介レポートでした。ではまた!

以下へつづく

【GTの沖縄旅行記 その4】魚町屋ぶぶか&酔っ払いGT

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