【GTが筑波サーキット走行で・・・あぁToT】走行する時に愛車を壊さないようにする7つの運転の仕方(7)

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前回の記事「【GTが茂原サーキットでヘリポート事件起こしたらしいぞ!?】走行する時に愛車を壊さないようにする7つの運転の仕方(6)」でヘリポートまで吹っ飛びそうになった経験を紹介しました。今回はその続きで、運転の仕方5つ目以降の紹介です。

5.車載満載で高ブーストかけない  6.油温・油圧・ブースト計など異変があったら全開走行しない

2つ一気に説明しますね。で、みなさんはこの2つを見て何を言ってるんだ、そんなことやるわけがないでしょと思うかもしれませんね。でも私はやっちゃいました。いやホント、あとの祭りですわ。5番について、正確には筑波サーキットに行く前の道でやっちゃったことです。6番はコース上でやったことです。では具体例に参りましょう。

GT車の簡単な仕様

これをやっちゃったときの私の車の仕様ですが、JAMのコンプリートエンジンを載せていました。タービンはブリッツのK1-200Vというもので、これはそれほど大きくないものです。最大出力を大きくするには向かないですが、排気量1.3Lのスターレットには十分でレスポンスよくブーストがかかるものです。ブーストは最大1.3kかけていました。

軽量ボディにハイパワーエンジンで、タイヤも太いものを履かせていました。そのためインフィールド区間ではショップのチューニングカーにも劣らないコーナリング速度出していました。パワーも1.3kのブーストなので、さすがにFDやらGT-Rには及びませんが、結構な加速でした。

その日は仲間の一人である能登さん(仮名)を助手席に乗せて、地元から筑波サーキットに向かって車を走らせていました。サーキットで太いSタイヤに履き替えるため、車後部にはタイヤ&ホイールが4本積んであります。

車に入っているガソリン量は、筑波サーキットに着く手前で無くなる量です。途中でガス欠になる予定でした。なぜかというと、タンク内のハイオクガソリンを全て使い切り、携行缶に入れてあるAVガスを入れるためです。AVガスって実はエッチなやつですよ!

おっと失礼!別にエッチなものでもなんでもなく、高性能なガソリンです。飛行機のジェットエンジンなどに使われるオクタン価の高いガソリンで、ノッキングが起こりにくい分ブースト圧を高めることができるのです。さすがにブースト1.3kもかけたらノッキングを起こしてエンジン壊れてしまいますね。ですから、それに耐えられるように、普通のガソリンを無くして、AVガスを使ってブーストをかけたいのです。ですから、普通のガソリンが入っている状態ではほぼノーマルブーストの0.8kくらいで走行しています。


能登さんと筑波サーキットへ

少し前置きが長くなってしまいましたが、そんな状態で筑波サーキットに向かっていくと、その手前数キロ地点で予定通りガス欠となりました。すかさず携行缶の中のAVガスを入れてすぐに走行を始めました。しばらくして完全にAVガスのみを使って走るようになったら、いよいよハイブーストをかけられる状態です。そこでいつものようにハイブーストをかけてみました。シフトを2速に下げて、見通しの良い長い直線でブーストをかけると見事な加速でした。

GT:いやぁ、いいなー、このエンジンにこのブースト。能登さん、この加速どうですか?

能登さん:最高です!

GT:今日も車の調子いいです。サーキットでいいタイム出しに行きますよ、ふふん♪

能登さん:はい、期待しています!

筑波サーキットで準備&走行開始!

こんな感じで会話も弾み、筑波サーキットへ無事に到着したのでした。そしていつものように車に積んであるジャッキなどの車載工具を降ろしました。タイヤも積んできたSタイヤに4本とも交換して、その他テーピングなど準備を全て済ませました。

準備万端の状態でいよいよ走行開始です。最初の慣熟走行も問題なく走り、その後軽くスピードを出してタイヤを温めてこれも問題無し!いよいよ全開走行開始です。

軽い!加速鋭い!サーキット走行楽しい♪

1周走行しては1周クールダウン、そして1周走行してクールダウン。こんなことを繰り返していました。それを3回くらい繰り返したところでしょうか・・・。

以下へつづく

【GTが筑波サーキット走行で・・・あぁToT】走行する時に愛車を壊さないようにする7つの運転の仕方(8)

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