【続けて鈴鹿サーキットと富士スピードウェイの例】走行する時に愛車を壊さないようにする7つの運転の仕方(3)

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前回の記事「【GTサーキットにて激突!?果たして女神様は無事に生還させてくれるのか?】サーキット走行する時に愛車を壊さないようにする7つの運転の仕方(2)」で鈴鹿サーキットでの私の雨天走行の結末を紹介しました。今回の記事はそのつづきです。

いやぁ、走らないで帰るというのは非常に勇気が要りますよ。もちろん走らなければ壊れることもありません。ですが走行を楽しむことは出来ない!かと言って走れば壊す可能性がドライ路面の時よりはるかに高くなります。前回の記事のクラッシュは無事に帰れるものだったので良かったですが、みなさん無理はしないようにして下さいね。

もう一つの鈴鹿サーキットでの経験

さて、小雨でウェット路面でコース外の土は草でツルツル・・・ではなく、結構強い雨だった時の経験もお話します。前回の話をさかのぼるのですが、これは鈴鹿サーキットを初めて走行したときの話です。もちろん初めての走行、わざわざ関東から出向いたのに当日はザァザァ降りの雨です。

ええ、走りましたとも。走行費を2万円以上払って高速乗り継いでガソリン代も払って時間もかけて鈴鹿サーキット眺めて帰るだと!?出来るわけないじゃないですか!!

ただ、無理はしまいと強く思っていました。初めて走るコースです。事前にコースの形はよく見て、どういうラインを取るかなどはイメージトレーニングしてましたが、やっぱり初めて走るので感覚が無いのです。ましてや雨ですからね。

走行開始

実際に走行が開始すると、走行車両は数台でした。雨がザァザァ降ってますから、ちょっとした川がコース上を横切っています。前にはS15シルビアが走っていました。ある程度車間距離空けて後ろを私が走りました。

最初の慣らしが終わって前のS15シルビアがブォォーっと加速しました。俺も行くぞー、って加速しました。シルビアの後方から水しぶきが上がってます。

み、見えねぇ・・・

水しぶきの先がどうなってるのか見えないし、水しぶきの後ろも霧状の水滴が空中をさまよっていて、後ろを走る私の視界を見事に塞いでいました。危なすぎです。

加速をゆるめて車間距離を取りました。表ストレートがこんな感じです。どうですか、みなさん。この危なさを少しだけでも感じていただけたでしょうか。鈴鹿の表ストレートは下りになってますから、こんな雨でブレーキ減速できないと、そのままコースアウトです。ツツーって滑って止まらないままでしょうね。

走行終了とその結果

ということで、その後は車間距離を空けつつS15の後ろをひたすら走っていました。実はこのときはかなり勉強になりました。ほどなくして雨が弱くなり、水しぶきが上がらない程度になりました。そしてS15は無理してなかったと思うのですが、私は限界超えないよう気をつけながらライン真似して一生懸命離されないよう走ってた。そして結構いいタイム出せました。ホントこの時はいい経験になりました。



富士スピードウェイ(FSW)のケース

もう一つ例を出しましょう。富士(FSW)のケースです。この時も当日FSWに言ったら大雨でした。これもザァザァ降りです。上記2つの経験がある私は、これは無理だわ。たとえお金戻らなくても、今日は走らないって決めてました。

走行前のブリーフィングで、主催者が走行会を行うか中止にして返金にするか相談してきました。おお、返金の可能性出たー!中止で返金望む!

でもせっかく休みにわざわざ準備して富士まで来たのだから走ってみたい、って言ってる人居ました。あー、わかるわかる。でも止めたほうがいいです。絶対に。

主催者も中止を勧める

主催者も言ってました。これくらいの雨だとストレートでもグリップ無くなってどこに吹っ飛んでいくかわからないですよと。

うえー、怖ぇ!

確かにな、富士のストレートと言えばすごい長いので、GT-Rとかだと時速300kmとか出ちゃいます。私の車だって遅いとはいえ時速180kmとかまでは出ますからね。鈴鹿サーキットでの経験とかも踏まえると、ほんとに吹っ飛んでいくだろうなー、経験無い人はそういう危険がどれくらいのものかわからないだろうなー。自分が無理しないで走ってても、自分より速い車が時速200kmでぶつかってきたら・・・死ぬな。

真面目に言って、クラッシュしたら車は全壊で、体が骨折やムチ打ちで済む位ならラッキーです。車全壊+死亡とか、車全壊+全治3ヶ月の重症とか普通にある得ると思いました。

無事に中止に

結局中止にしようということになり、この時は返金してもらいました。準備と移動にかけた時間、高速代とガソリン代は無駄に終わりましたけどね。クラッシュ+怪我よりは絶対良かったと思います。

ということで長くなりましたが、雨天のサーキット走行についてでした。今回もまた長くなってしまいましたので、ここまでにしますね。ではまた!

【築波サーキット走行体験でドライ路面に喜ぶGTはどうなる!?】走行する時に愛車を壊さないようにする7つの運転の仕方(4)へ

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