【GTが筑波サーキット走行で・・・あぁToT】走行する時に愛車を壊さないようにする7つの運転の仕方(8)

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前回の記事「【GTが筑波サーキット走行で・・・あぁToT】走行する時に愛車を壊さないようにする7つの運転の仕方(7)」で絶好調GTがサーキット走行を楽しんでいるところを紹介しました。今回はその続きです。

ランプ点灯

1周走行しては1周クールダウン、そして1周走行してクールダウン。こんなことを繰り返していました。それを3回くらい繰り返したところでしょうか。油温計の赤ランプが点灯していることに気づきました。
私の車にはオイルクーラーを付けていましたので、サーキットの全開走行でも油温が100℃くらいまでしか上がらないです。120℃超えてくるようですとまずい状態ですが、そこまで上がることは無いです。なにせ1周おきにクールダウン入れてますからね。そのため、油温計の赤ランプも余裕を持って100℃少しで点灯するようにしています。ですから、この温度自体は問題あるわけではありません。

問題無いと判断し走行

そう判断していました。クールダウンで油温が下がり、赤ランプも消え、再び全開走行を始めました。1周走ってやはり問題ありませんでした。そしてクールダウンをしたあと筑波裏ストレートを走り、最終コーナーを立ち上がりながら加速、全開走行を始めて表ストレートの計測地点を越えたその時・・・

ドカン!
プシュッ!!(目の前が真っ白に!)
ガラガラガラガラガラ!!!

何が何だかわからない

訳がわからない状況でしたが、車が減速しているのがわかりました。目の前の視界もすぐにクリアになり、第1コーナー手前でブレーキング減速しました。コーナーを回ったところでアクセルを踏むも無反応でした。相変わらずガラガラ音がしています。どうやらエンジンが逝ったようです。あぁToT
虚しく車をコース外に出して走行時間が終わるまで待機。その後はレッカー車に引きずられて行きました。その後エンジンルームを確認すると、エンジンブロックに穴が開いていました。エンジン内コンロッドが吹っ飛んで壁を突き破ったのでした。エンジンブローでしたToT


考察

プシュッと白い煙が出ましたが、それが何だったのかはわかりません。水蒸気?それともエンジンオイル?エンジンに穴が開きましたから、高温になったエンジンオイルかもしれませんね。よく言うオイル上がりで白い煙がマフラーから出るってやつの、エンジンから直接出た版ということで(笑)
みなさんはもうおわかりですね。なぜこうなってしまったのか。

原因は余計な高ブースト

そうです、サーキットに着く前に車載満載で助手席にも人を乗せてすごい重いのに全開ブーストかけたことです。車重が軽い状態ですぐに加速するのに対して、重い状態で加速が鈍ければコンロッドへの負荷はかなり大きくなってしまいます。強化コンロッドを入れているとはいえ耐えられない状態を自分で作っていました。

もう一つの原因は警告無視

そして壊れる前兆が油温計の赤ランプ点灯に現れていました。コンロッドが曲がったりしてて、壊れる前にピストン内の摩擦係数を上げていたわけです。だからいつもと同じ走行なのに油温がいつも以上に上がっていました。この段階で無理しないでピットインしていれば良かったです。そして走行終了していれば、エンジンオーバーホールで済んでエンジンが逝くのを防ぐことが出来たかもしれません。

あぁ、ダメダメでしたわ。みなさんはこんな私と同じような経験をしないように参考にしてくださいね。エンジンに高負荷かけることはしない、計器に異常があったら無理しないようにしましょう。

以下へつづく

【FSWのロングストレートに注意!】走行する時に愛車を壊さないようにする7つの運転の仕方(9)完結

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