【GTが茂原サーキットでヘリポート事件起こしたらしいぞ!?】走行する時に愛車を壊さないようにする7つの運転の仕方(6)

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前回の記事「【サーキット走行】走行する時に愛車を壊さないようにする7つの運転の仕方(5)」で私のぞっとした経験を紹介しました。今回はその続きで、私が茂原サーキットで起こしたヘリポート事件を紹介します。最初に言っておきますけど、たいしたことないですから期待しないように(笑)

前回の記事で伝えた通り、私の車はFF車です。フロントヘビーで名高いスターレットです。何回も回ったことありますから、回るのには結構慣れてますよー。何回も回るってことはそんな状況に持ち込む走りをするほど上手くないってことです。オーバー出ても回復させられない腕の持ち主ってことです。まぁ、俺は上手くてヘマなんてしないぜ、なんていう記事を紹介しても面白くないですしね。

茂原サーキット概略

さて、茂原といえば小規模なサーキットです。コースの幅も筑波サーキットに比べて狭いものです。コース両端のゼブラゾーンも割と段差として高めです。そしてコースの両脇にはタイヤが積んであって、それが壁であり、なおかつぶつかった時の衝撃を和らげる役割になっています。ちょっと広い奥へ向かうところはタイヤの壁もなく、傾斜の利いた土の壁(のようなもの)になっています。

コーナーもRがきつい(=急カーブが多い)ところが多いので、走行スピードがこれまた筑波サーキットより低くなります。ですから、時速100㎞で壁に向かってドーーーン!・・・なんてことはありませんのでご安心を。ただしコースアウト=タイヤにぶつかるということです。ランオフエリアは無いに等しいので走る方はお気をつけくださいな。

仲間と茂原へ

そんな茂原に私は地元で知り合った走り好きの仲間と走りに行きました。ここは同乗走行が可能なので、自分が走る時間帯で無い場合、友達の車の助手席に乗ることも出来ます。知らない人に話しかけて乗せてもらうことも出来たりしますよ。

ヘリポート事件が起こったときは、私が自分の車に乗って走行、友達が助手席に乗っていました。助手席に乗っていた奈良さん(仮名)ですが、同じスターレットの乗り手です。以前私が茂原で助手席に乗って走行のアドバイスしたらタイムが数秒上がってベスト更新できたのです。そんな私の走りを体感したいとのことで横に乗せての走行でした。



起こったのはS字の先

で、事件が起こったのは、私がコース中ほどのS字を抜けたあとのことでした。右へ軽く曲がるコーナーが2つ続き、その後ゆるやかに左コーナーが続いて奥まで加速できる区間のことです。その時はものすごい上手く車を操っていまして、コーナーの抜け方に無駄がありませんでした。

コーナーを抜けるときというのは、その手前でなるべく車体の向きをコーナー出口方向へ向けつつインにつけます。コーナー出口ではステアを戻しつつ、コーナリング用に使っていたグリップ力を加速用にと換えていくのです。

S字後の右コーナーを抜けてもうひとつ目の右コーナーを抜けた時が、まさに無駄のないステア戻しとアクセルオンでした。何回も茂原サーキットを走っていますが、ラインの取り方といいグリップ力の使い方といい今までで最も上手くやっていました。もちろん最高の加速を見せています。

最高の操縦と最高の加速の後・・・

つづいてゆるやかな左コーナーです。今まで経験したことの無い速さで左にステアを切りました。いつものようにRを大きく取るべく左側(イン側)のタイヤをゼブラに乗せるようにして・・・。

左フロントタイヤがゼブラゾーンにわずかに乗る。

右荷重だから問題無し!

つづいて左リアタイヤがゼブラに乗る!

ピョーン!

ダン、ズザーーーー!

はい、リアが流れちゃいました。リアタイヤはフロントより内側をトレースする分、ゼブラの高いところを通してしまったんですね。速度も高い分余計に跳ねる、リアが跳ねて荷重が抜けてオーバー大発生です。

すかさずカウンター充てましたね。勢いがつき過ぎているから全然オーバーが収まりませんでしたね。もう無理だしどこ吹っ飛ぶかわかりませんでしたよ。

あ☆カウンターやめてステア戻そう。

すかさずステアリングを正面に戻しました。即スピン、車が後ろ向きになり、そしてブレーキングです。

後ろ向きのままコースをやや右にずれながらズザー!と進み、コースアウトして斜面の手前で止まりました。

セーフ!

一旦走行中断になりましたが、すぐに自走して復帰しました。無傷でした☆

まぁ、さすがにその後はオーバー出るのが心配で走りませんでしたけどね。そう、スターレットは回りやすいのです。

考察

この私のケースは、カウンター充てるのをやめた判断が良かったのだと思います。さすがにオーバーが出た瞬間はカウンター充てましたけどね。車体が真横向いた状態になれば立て直すのは無理だってわかり、ちょうどその時の車の移動方向がほぼコース進行方向と同じでした。ですから、ここで回ってそのまま止まったほうがいいや、と判断してのステア戻し&スピンでした。

奈良さん言ってました。「GTさんが車ものすごい速さで滑らせていたじゃないですか、そのまま先のヘリポートまで吹っ飛んでいくかと思って怖かったですー」

この後うちらの仲間内では今回のことがヘリポート事件として扱われるようになりました。以上、ヘリポート事件の報告でした。今回の記事はここまでにします。続きはまた今度。ではまた!

以下へつづく

【GTが筑波サーキット走行で・・・あぁToT】走行する時に愛車を壊さないようにする7つの運転の仕方(7)

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