免許を取ったばかりでスクーターに乗る初心者が違反しないよう気をつけるべきこと5つ

スポンサーリンク

こんにちは、スクーターに乗っていて違反をした経験があるGTです。そんな私が言えることがありまして、それは、原動機付き自転車(50ccの排気量のスクーターなど)に乗っていると道交法違反状態になりやすく、そのまま警察の取り締まりを受ける機会が多くなるということです。違反をしないで運転するためにも、今回は、初心者の方向けに気をつけるべきことを紹介します。

気をつけるべきこと

気をつけるべきことは以下の5つです。

1.速度超過

2.踏み切り一時停止

3.整備不良

4.通行区分違反

5.時間指定の進入禁止

では、それぞれを細かく見てみましょう。

1.速度超過

排気量50ccのスクーターですが、原動機付き自転車のことです。通称「原付」「原チャリ」などといいますね。その原付ですが、速度については法定最高速度が時速30kmとなっています。

住宅地内の細い道が道路標識で時速20kmと制限されるところもありますが、多くの市街地や幹線道路は標識による最高速度が時速40kmや50kmとなっています。もちろん標識による制限が無く、一般道路の限界である時速60kmのところも大きな道では普通にあります。

つまり、普通車の最高速度が40kmや60kmとなっているところをスクーターで走る場合、制限速度に差が産まれます。片側2車線の幹線道路では、流れが時速60kmや70kmになることもしばしば。その中である程度流れに乗ってスクーターを走らせると、どうしても時速30kmを越えてしまいやすくなります。

道路交通法の目的である「交通の安全と円滑化」のためには車間距離に余裕を持ちつつ流れに乗って走らせるのがいいのですが、スクーターは流れに乗ると速度違反になりやすいものだと意識しておく必要があります。

普通自動車が時速60kmで走っていて、最高速度が同じく時速60kmの場所の場合、普通自動車は速度違反状態ではありません。しかし、そこをスクーターで同じ速度で走れば30kmオーバーで、免停です。ご注意下さい。

具体例について、以下の記事で紹介していますのでご確認下さい。

【交通違反の取り締まり】桜木町ロングストレートで速度違反!?

2.踏み切り一時停止

これはスクーターだけではありませんが、踏み切りでは一時停止しなければなりません。一時停止とは、物理的に車輪の回転が一度止まることです。ブレーキを踏んで減速、左右の安全確認をしっかり行って踏み切りを横断・・・という行動は、車両が一度停止しない限り違反となります。

しっかり安全確認していますので危険度は低いのですが、違反で取締りの対象です。安全運転を心がけていても、意識して停止することをしないとやってしまいがちな違反なのでご注意下さい。



3.整備不良

免許取立てで新車のスクーターを購入した方は、整備不良の状況にはなりにくいですね。中古スクーターであれば、どこかが傷んで整備不良状態になる確率は高めです。いずれにせよ消耗品で出来ているスクーターですから、時々整備不良になっていないかチェックする必要があります。

具体的にはタイヤが磨耗していないか、ライトや尾灯など灯火類がきちんと点灯するか、ブレーキを利かせた時にブレーキランプが点くか、スピードメーターは動くかなどのチェックが必要です。特に尾灯が点くかどうかとブレーキランプが点くかどうかは、電球が切れていても走りに困難が生じるわけではありませんので気づかないことが多いです。ご注意下さい。

4.通行区分違反

これは通常はあまり行わない違反です。直進レーンを走っていていきなり右折するなんてことは危険すぎて、そんなことをする人はまずいませんね。右折する場合は二段階右折なり、右折レーンから行いますね。

注意したいパターンは、レーンで許された進行方向を把握していない交差点に入る場合です。その中でも違反になりやすいのは、一番左の車線が左折のみとなっているケースです。特にスクーターは自動車より遅い速度で走ることが多いので、道路の左側に寄って走行することが多くなります。これは「キープレフト」とは違うものなのですが、キープレフトしなければいけないから左に寄って走るという方もいるのではないでしょうか。

そんな状態で初心者の方が道にあまり詳しくなく、左折のみのレーンに入ってしまったけど直進したかった。ぶつからないよう上手く右の直進レーンに入って走行したけどそれは通行区分違反だった、そんなことが有り得ます。ご注意を。

よくわかっていない交差点で直進したいけど左折レーンだった場合は、素直に左折しましょう。その後どこかでUターンするなどして交差点に戻って左折、再び行きたいルートに戻るようにするのが無難です。

通行区分違反については、以下の記事で紹介しています。ご確認下さい。

【横浜市 金沢文庫駅近くの違反取締り】スクーターでの通行区分違反に気をつけましょう

5.時間指定の進入禁止

これは少し狭い道があり、その先に小・中学校がある場合など注意が必要です。登校時間帯は子供がたくさん歩きますが、道が狭いとそこに車両が通るのは危険、一定の時間は進入禁止となる場合があります。もちろんケースバイケースで、他の事情で進入禁止に指定されている場合もあります。

いつも通る時間は普通に進入していた、たまたま早く家を出ていつもと違う時間帯で同じ道を走行していたら進入禁止のところに入って違反をしてしまった。こういうケースが有り得ますのでご注意下さい。普段通るところはどこが交通上のポイントとなるか意識して把握しておくと良いです。また、よく警察が取り締まりをしている場所で、何を取り締まっているかわからない場合は聞いておくと良いです。

いかがでしたか。今回紹介したものは、意識しないと見落としがちなものです。道交法を守って事故防止、そして取り締まられることのない安心生活を楽しんでください。参考まで。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする