経験から言える事故防止・怪我防止のために検討したいチューニング4つ

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こんにちは、タイヤ命のGTです。今回は、車をチューニングすることで事故防止や怪我防止につながるものを紹介します。法律に違反するものではありません。それは以下の4つです。

検討して欲しいチューニング4つ

  1. 細いタイヤを少し太くする
  2. スタビライザーを入れる
  3. 車高調を入れる
  4. ロールケージを入れる

これらは是非検討していただきたいです。特に重要なのは1番です。お勧めするには理由がありますが、まずは2つの事例の紹介から参りましょう!




ケース1

ある日の昼間、愛車を走らせていました。場所は閑静な住宅街です。かなり車間距離が空いた前に1台車が走っていました。特に急いでるわけでもないですし、前の車について走るわけでもなく普通に走行していました。

住宅街ということで、信号の無い交差点がいくつもあります。そんな交差点を左から出てこようとするRV車が見えました。こちら直進中、RV車は右ウインカー出してました。

私の車がRV車を前方やや左に捉えて動きを見ていると、その車はスゥーっと減速してほぼ止まりかけました。止まるのね、こっちが先に通過か・・・。え!?

突然RV車前に出る!目の前で止まる!GT急ブレーキ踏む!キュキュッと止まる!RV車のドライバーびっくりして目を丸くしてる!!

いやいや、びっくりしたのこっちだから。横から出てくるの見た時減速してたけど、ドライバーがこっち見てない気もしたし完全には止まってなかったから、もしやと思ってたけど、出てきたのね。

相手ドライバーですが、こっち見えて無かったようです。そして、直進してる車にぶつけてくれと言わんばかりのタイミングで出たことが理解できたようです。すみません、すみませんっていう態度を私に示して右折、私の後方へと走り去って行きました。

ふぅ~、セーフ!

ケース2

とある日の夜、小雨が降っていました。ケース1とは違う場所ですが、閑静な住宅街でした。街頭がほのかに照らしつつ、薄暗い中単独で車を走らせていました。いやぁ、今日もバスケやって疲れたなぁ。帰ってゆっくり休むか・・・。うお!

突如交差点から車が飛び出してきました。これは本当に突然です。事前に見えてたりしなかったのでたまりません!こっち見えて無かったようです。

ズザザザザザーーーーー!!!!

はい、強めのブレーキかけましたけどね、むりー。雨で路面が濡れてますからね、後輪ロックして滑ってますわ。ABSも付いてないから、ロックしたらあとは滑っていくだけね。

・・・と覚悟を決めた瞬間、目の前の飛び出した車が止まりました。来たー!!すかさずブレーキ解除、思いっきりステアリングを右に切って回避!成功!!!そして歩道に乗り上げつつブレーキ踏んで停止、セーフ!

歩行者がいなくて幸いでした。無事にどこもぶつからずに済みましたー!そしたら相手、何も言わずに去って行きましたー!一言謝らんかい!!

こんな経験から、他にもサーキット走行の経験もありますが、有効な設定を4つ紹介します。

1.細いタイヤを少し太くする

やっぱりこれです。車を最終的に止めるのは、路面と接しているタイヤですからね。タイヤを太くすれば路面との最大摩擦係数が大きくなり、ブレーキングの限界が高まります。簡単に言えば、より強くブレーキを踏んでもタイヤがロックしなくなるので、その分短い距離で車を停止させられるようになります。

ハイグリップでそこそこ太いタイヤを履いている場合は必要ないですが、純正の細いタイヤでは太さが足りず止まりにくい状態かもしれません。車の重量が1tくらいあるのにタイヤの太さが165mmとか175mmだと急制動の時の制動距離が長くなってしまい、私には不安です。

ちなみに純正タイヤからタイヤを履きかえる場合は、ホイールの幅が足りているか、外径が変わらないか、などいくつか注意が必要です。

ケース1の時の私は純正サイズよりタイヤを2cm太くしていました。恐らく純正タイヤだったら止まれずぶつかっていたと思います。普段から限界ブレーキを引き出す跳力(ブレーキペダルを踏む力)がどれくらいか把握していたこともあり、また太くしたタイヤのおかげでブレーキの限界を越えずに止まれました。

ここからは車に興味の無い方にとって、実現性が低いものと思われます。そういう方は読み飛ばしてくださいな。

2.スタビライザーを入れる

スタビライザーというのは、ハンドルを切って車を曲げるときに、横に傾かないようにする働きがあります。車をチューニングしてサーキット走行をする、という人は次に紹介する車高調をいれてバネレートを高くしますから、その場合はスタビライザーを入れるのは不要、もしくは後回しになるのが一般的です。

スタビをお勧めする理由ですが、いざという時車を安定して曲げることに繋がるからなのです。緊急時でなくとも、カーブで車が傾くことを防ぐ役割を担ってくれるのです。車の横転防止にも効果有りなのです。

スプリングを堅くするわけではないので、コーナー以外の走行では乗り心地が堅くならないままですので、乗り心地重視の方にお勧めです。



3.車高調を入れる

ケース2ではステアリング回避を行いました。その時はスプリングに純正より高いバネレートのものを入れていたので、すぐに車体が反応して曲がってくれました。これも純正の足回りだと、ぐにゃぐにゃ車体が傾くだけで回避できなかったかもしれません。

車高調を入れるということは、同時に純正より高いバネレートのスプリング(堅いバネ)を入れることが一般的です。その堅さのさめ、車が横方向に傾くのを防いでくれます。スタビライザー同様に車の横転防止にも効果が有ります。

ちなみにスポーツ走行やサーキット走行をしないのであれば、基本的に車高調は必要ないものです。

4.ロールケージを入れる

これは経験から言えることがありますが、それより多重事故のニュースを見て必要性を感じるものです。普通車で頑丈な車なら無くてもいいかもしれませんね、頑丈でないので私の車には入ってますが。

具体的には、軽自動車の必要性が高いと思います。トラックに挟まれた軽自動車が運転席ごとつぶされて、中のドライバーが・・・・。こんなニュースが時々流れていますね。

軽自動車に比べて普通車なんかだと、エンジンルームがクラッシャブルになっていますから、いざ挟まれてもエンジンルームのあるフロントが潰れて運転席の空間は無事、ということになりやすいです。しかし軽自動車は小さいためクラッシャブルゾーンを十分に作れず、運転席もろとも潰れてしまう率が普通車より高くなります。

それを防ぐためにロールケージを入れることをご検討下さい。運転席を守る強度が高くなりますから、いざという時の生存率に関わってきます。ちなみにロールケージが入ると車がひっくり返っても潰れません!6点式のロールケージを入れれば後部座席も守ることになります。

でも、これも多くの方には敷居の高い物です。ここまでする人はあまり居ないと思いますが、お勧めしておきます。

いかがでしたか。いざという時のためのお勧め設定3つでした。特に1番が大切だと思います。細いタイヤの方は、是非取り入れて下さいな。

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