こんにちは、大津の事故と同じことが2度と起こらないことを願うばかりのGTです。
幼稚園児が亡くなり、怪我人もたくさん出てしまいました。事故の経緯などたくさん報道されていましたね。今回は同じことが2度と起こらないようにするために今後必要であり、なおかつ報道などであまり触れられていないことについて気づいた私の考えを紹介します。それはブレーキング出来ない人が居るということです。
ガードレールの設置
いろいろ言われている事故防止策がありますが、歩行者を守るためのガードレールを設置するなど、取れる対策はなるべく取ったほうがいいですね。私の住んでいる地域では、交差点には歩道の周りに硬いポールが数本立っているところが多いです。歩行者や自転車は通れるけど、車は通れないようになっています。
こういうのは車が交差点内から歩道へと突っ込んでくるのを防ぐ役割があります。大津の事故もこういったものが設置されていれば防げたかもしれません。予算の関係もあるでしょうからすぐに全国津々浦々全ての交差点で設置するのは無理でしょうが、なるべく早く設置して欲しいです。
とっさの行動は3つ
こんなことを考えつつ、ネット上の記事を読んだりしていろいろ考えていました。その中で一つ気づいたことがあります。それは、一定の割合でとっさの時にブレーキで減速することをしないドライバーがいるということです。これは今まで考えもしなかったです。私にとってはいざという時に減速するのが第一でしたから。
保険会社や車のメーカーは事故が起こったときにその原因を調査して統計にしているそうです。それを見てみると、とっさの時にドライバーが取る行動は基本的に以下の3つのどれかになるそうです。
- ブレーキング減速をする
- ステアリング操作で回避をする
- 何もしない
え!?3番の何もしないって何!?それって何かあったらぶつかるも止まるも天に運を任せるってやつですか。有り得ない!でも実際に事故が起こりそうになっても無反応のドライバーがいるということで、それは事実なのでしょう。
2番のステアリング操作で回避というのは、本能なのかもしれませんね。危険から反射的に避けようということでしょうが、あまり良くないケースが多いでしょう。大津の事故のように相手が右折で突然出てきたとして、相手は動いているわけです。ハンドルで進行方向曲げて避けても、相手も同じ方向に動いてたらぶつかりますね。
ということで、とっさの場合はブレーキング減速をすることが基本です。たとえ衝突を回避することが出来なかったとしても、スピードが低くなればその分衝突の衝撃も小さくなります。だから減速が基本となるわけです。ABSが装着されている車が最近は多いですから、ブレーキング減速+ステアリング回避というのも有り得ますね。もちろん状況次第ですが。
いずれにせよ減速をしないまま事故を起こすケースがあるんですね。ということは、大津のような事故を今後防ぐには、急ブレーキをかけることが咄嗟に出来ないドライバーを減らすことが必要です。このことに触れているような記事は無かったと思います。
GTのぶつかり!?経験
私も先日ぶつかりそうになりました。車を運転していたら横から何かが突然飛び出してきたのです。
うわー!これ無理―!!!
それほど速度は出していないですが、まさに止まれない、これはもう轢くしかないタイミングでニャン子先生登場してくれました。とっさにフルブレーキ踏んで、リアタイヤはロック寸前でした。でも猫は止まらず走り続けてくれたので、減速した車の前を通り抜けてくれました・・・せ、セーフ!
こんなちょっとした非日常体験がありましたが、みなさんも犬や猫の飛び出しを経験したことがあるのではありませんか。その時はどいういう行動を取りましたか。ステアリングのみの回避か、何もしないで・・・・・・ドカーン!なのか・・・。そしてこういった実体験から、ご自身がどのような行動を取るタイプなのかわかることがあります。
結論として必要なこと
ということで結論です。急ブレーキの経験が無い人、とっさの時に急ブレーキをかけられない人が一定の割合で居ます。その割合を出来るだけ小さくして事故を減らす・事故の衝撃を減らすこともガードレールやポールの設置と併せて必要です。
そのためには急制動(急ブレーキ)の練習をする機会を増やすべきだと考えます。実体験からとっさの行動が出来ないことがわかっている方は、たとえば免許の更新時に希望して急制動の練習を出来るようにするといいでしょう。免許更新時にシミュレーターを使ってとっさのブレーキを踏めるかチェックすることも考えられます。なんらかの事故防止のための制度が必要だと思いました。
以上そんなことを考えたGTでした。他にもアイディアありましたら教えてくださいな。交通の安全と円滑化に繋がりますように。