煽り運転発生!仕返ししたらGTが災難に!? その6

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こんにちは、GTです。前回の記事「煽り運転発生!仕返ししたらGTが災難に!? その5」で保険会社に損害請求をやってもらうことになり、相手が弁護士を雇ったことを聞かされた所までを紹介しました。そのつづきです。

一ヵ月後

その後一ヶ月ぐらいして、久々に保険会社から電話がありました。

相手方の主張として、右車線に入る時にウィンカーを出していたとのことです。だから過失割合は7:3だと言う物でした。相手の過失が7割で、こっちがの割合が3という意味です。

ウインカー出してたか?出してないでしょ。正確にはいきなり車線変更してきてぶつかったわけで、当たるまでこっちは見えてません。

対して保険会社は全面的に相手方に責任があることを主張したそうです。すなわち過失割合0:10です。

さて、どうなるのでしょうかね?

相手はわかってますね。こっちがドライブレコーダーなどの証拠を持っていないことを。だから最初の段階で私側の責任割合が3割はあるはずだ、と強気に主張しています。

相手がこのように私にも責任があるように言ってくる(=秋田側の過失割合をわざと低く主張する)のには理由があります。最初の主張は、落としどころより有利なところにしておくべきだからです。民事裁判などでも相手への損害賠償請求は2倍以上の金額にするのが常套手段ですから。今回は相手の弁護士もそのように先を見越して主張してきたのでしょう。

その一ヵ月後

更に一ヶ月が経ち、保険会社から電話がありました。この頃になると、どうぞ好きなだけ時間かけてやってくれと私は思っていました。時間も経ちましたから、事故直後のような怒りもすでに収まっていました。

ですから月に1回の進展でも全く構いません。焦って短期で決着付けようとして譲歩する必要性を感じていませんでした。

連絡内容を聞いていてわかったのですが、この段階で相手の主張が変わっていました。こちらの保険会社が10割全て相手が悪いと主張しているのに対し、値切ってきたのです。過失割合が今までの主張どおりだったのですが、こちらの損害額を新車価格を基準に全損したものとして算出してきたのです。

GTの車は古いので新車価格の1割の価値だ。すなわち新車で140万円の車だから、GTの車が全損したものとして損害は14万円だ。そのうち7割の9万8000円を秋田側でGTに支払う。

更に秋田の車も接触をして修理代が8万円かかった。そのうちGTに3割責任があるからGTは2万4000円を秋田側に支払え。

こんな内容でした。


相手の割合で計算してみると・・・

ほぉ、そうすると9万8000円-2万4000円=7万4000円を私が相手方からもらうことになりますね。19万円相手が一方的に払うことがこちらの提示条件ですが、これからすると大分値切ったことになります。

こちらが修理代として19万円の損害額を最初に出しました。それに対してGT車が古いので、新車価格の1割の価値があると主張しているところがさすがですね。スタート地点の損害額を19万円から14万円と5万円も下げてますぜ。パチパチパチ!

おっと、そんなこと言ってる場合ではないですね。

そして保険会社は、GT側が過失割合1、秋田側が過失割合9、この割合で再交渉してもいいか聞いてきました。そうしてください、と答えました。

さらに一ヵ月後

この頃になると、大体月に一回のペースで連絡が来ることがわかっていました。こっちもあまり気にしていません。電話が来れば、そういえば前回から一ヶ月くらい経ってるな、ぐらいの感覚でした。

そして、相手方が7割を主張し続けているので折り合わないとのことでした。ま、そりゃそうです。こっちの主張が9割で、双方のど真ん中に8割がありますからね。着地点はそこですね。

ということで8割で決めちゃっていいですよ、と保険会社に伝えました。もちろんその場合に金額がいくらになるかも計算済みです。その金額で私は満足ですからね。

そしてまた一ヵ月後・・・合意

ついに合意のお知らせ電話が届きました。予想通り相手方の責任8割で決着したとのことでした。

この後に相手の弁護士が作成した合意文書が2通届くから、2通全てに私の住所・氏名・お金の振込先口座を記して印鑑を押すようにとのことでした。

実際にその連絡から10日ほどして文書が保険会社から届きました。相手方弁護士からこちらの保険会社へ書類が提出→保険会社で書類の中身に問題ないかチェック→GTへ郵送という流れです。早速私は必要事項を記入、印鑑を押して保険会社の返信封筒に入れて返送しました。

後は入金を待つのみです。本当に入金されるのか?

以下につづく

煽り運転発生!仕返ししたらGTが災難に!? その7(完結)

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